店頭流通

松下電器産業 「DVD MULTI」規格対応のDVDドライブ

2003/07/28 17:00

週刊BCN 2003年07月28日vol.1000掲載

 松下電器産業(中村邦夫社長)パナソニックマーケティング本部は、DVDフォーラムが規格化したDVD-RAM、DVD-R(for General)、DVD-RWの全記録型DVDフォーマット(DVD MULTI規格)とCD-R、CD-RWの記録・再生に対応した複合型ドライブの新製品として、内蔵型タイプ「LF-M621JD」を8月23日、外付型タイプ「LF-M660 JD」を9月13日に発売する。

 新製品は、DVD-RAMリード/ライトを2倍速から3倍速、DVD-Rライトを2倍速から4倍速に高速化し、使い勝手の向上を図っている。製造は、松下寿電子工業で行う。

 主な特徴は、①DVD-RAM、DVD-R、DVD-RW(Ver.1.1)、CD-R、CD-RWの高速記録・再生に対応、②簡単接続&480Mbpsの高速データ転送のUSB2.0インターフェイスを採用、③多彩なアプリケーションソフト6種類を付属――など。

 価格はともにオープン。月産台数は内蔵型タイプの「LF-M621JD」で2万台、外付型タイプの「LF-M660JD」で1万5000台。

 また、パソコンDVDドライブ用の3倍速記録対応DVD-RAMディスクを8月9日から順次発売する。DVD-RAM方式の新規格「DVD-RAM Version2.1/3×-SPEED DVD-RAM Revision 1.0」に準拠し、DVDディスクに対しての高速3倍速記録を実現、新パッケージデザインを採用した。
  • 1