店頭流通
スーパーコンプマート浜松 店頭デモで好調なセキュリティソフト 前年同月比約30%増で推移
2002/11/18 16:51
週刊BCN 2002年11月18日vol.966掲載
田中店長は、「セキュリティソフトの販売では、季節的な要因があるわけではない。一年を通じて安定した伸び率を維持し続けている」と話す。同店舗では、セキュリティソフトが前年同月比約30%増で推移。「買い替え需要が多いことが伸びている要因」としている。ソフトウェア全体では、約15%を占める商材でもある。なかでも、「シマンテック製品は、これまでセキュリティソフトを購入していなかった新規需要を取り込む率が高い」と指摘する。
セキュリティソフト市場に関しては、「どの製品も、以前から使っているメーカーのソフトをバージョンアップする傾向が高い。そのため、成熟すればするほど、安定した需要が見込める」という。セキュリティソフトの拡販については、「ADSLの普及に比例して需要が伸びる」としており、週末などにADSLやネットワーク機器と絡めた店頭デモなどを積極的に実施。「実際に体験してもらうことが売れ行きにつながる」と強調する。
同店舗は、JR浜松駅から徒歩5分という立地条件のよさからビジネスマンや家族連れなど、さまざまな層が来店する。「他社製品と比較させながら、顧客にとって使いやすい商品を提案する」ことに注力している。毎月第3週の水曜日には「スーパーコンプマート浜松の日」を設け、イベントやキャンペーン情報を店頭で告知するほか、メールアドレスの登録者約2000人に対して送信。地域密着型の取り組みでリピート顧客を増やしていく。
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