店頭流通
東芝 年末商戦向けに10モデル発売 パソコン販売でシェア15%が目標
2002/11/11 18:45
週刊BCN 2002年11月11日vol.965掲載
![](https://d1gt4pceznpvut.cloudfront.net/files/user/sys_imgs/article/Weekly/TopicNews3/images/120021111.jpg?v=)
なかでも、「T6/518CDE」は、「記録型DVDドライブ搭載で、店頭価格24万円前後と値頃感をもたせ、パソコンにおける映像の用途を推し進める」と強調する。販売促進に関しては、全国規模の広告を展開する。「10億円の広告費をかける」としており、シェアが高い首都圏に加え、比較的シェアが低い名古屋地区などで、「ダイナブック」の知名度を上げる。
また、「ダイナブック」と同社のホームサーバー「トランスキューブ」のデモコーナーを設置するショップを増やし、パソコンとホームサーバーの用途を提案。将来的には、ネット家電を絡めた販売も視野に入れる。年末商戦の市況については、「厳しい状況であるのは否めない」と分析しており、「パソコンの用途をしっかりと訴求していくことがカギ」と指摘する。シェアは、「ノートパソコン市場で、最低でも15%を獲得する」としており、前年同期比30-40%増の販売を見込む。3年後には、トップシェアを狙う構えだ。
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