店頭流通

ヤマダ電機、ソフトバンクグループ BBサービスの合弁会社を設立

2002/03/25 18:45

 

 ヤマダ電機(山田昇社長)とソフトバンクグループは、合弁会社「ヤマダブロードバンド」を4月1日に設立する。資本金は1億円で、ヤマダ電機グループが65%出資、ソフトバンクグループが35%を出資する。社長はヤマダ電機・山田社長が兼務する。

 新会社はヤマダ電機の店舗(全国157店舗)で、ADSL回線の「ヤフーBB」とインターネット電話「BBフォン」の受け付けを代行する。また、ヤマダ電機の店舗内に「ヤフーBBショップ」を開設し、来店顧客向けにヤフーBBの販促活動を展開する。

 4月1日には、ヤフーBBサービス地域内にあるヤマダ電機店舗約40か所で、ヤフーBBの加入受け付けを始め、順次、全国に拡げる。ヤマダ電機と新会社は、ヤフーBBの回線やBBフォンのサービスを販売することで、ソフトバンクグループから手数料収入を得る。

 ソフトバンクグループは、すでにベスト電器と、同様の合弁販売会社「ベストブロードバンド」を4月1日に設立することを決めている。今回はベスト電器との合弁手法をそのままヤマダ電機に応用した2例目となる。

 ソフトバンクグループでは、今後とも販売店の協力を取り付けながら、ヤフーBBとBBフォンの拡販に力を入れる。
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