店頭流通

ダイワボウ情報システム 「パソコンの館」大きく変貌

2002/03/11 18:45

 企業アライアンスで店頭が変わる――。DiSグループの店頭ショップ「パソコンの館」が劇的な変貌を遂げている。DiSは昨秋、ナガシマ情報通信を子会社化、今年4月1日にDiSナガシマとして再出発することで店頭事業の抜本的改革を図った。

 注目されるのがDOS/Vパーツの取り扱いである。「パソコンの館」では従来からDOS/Vパーツを取り扱ってはいたが、あくまで品揃えの一環としての位置付けだった。まさに生き馬の眼を抜くDOS/Vパーツ事業での劣勢は明らかだった。

 しかし今年に入って、ナガシマ情報通信のノウハウを注入して「パソコンの館」は大きな変貌を遂げる。7店舗中、唯一の小規模店である大阪日本橋「なんさん店」など、ナガシマのDOS/Vショップブランド「ZOA」の看板を全面に押し出したショップに生まれ変わった。

 メモリやCPUをはじめとするパーツ価格は、全国的に見ても最低レベルの価格を明記するなど、マニア指向の店舗に豹変した。

 顧客も戸惑うほどの変化は日本橋でも注目されるところで、マニア層からの認知も日増しに高まっている。
  • 1