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ユーリード 操作性を高めたビデオ編集ソフト「VideoStudio6」を4月発売

2002/02/18 17:00

 

「VideoStudio6」を4月発売

 ユーリードシステムズ(下村慶一社長)は、ビデオ編集ツール「ユーリード ビデオスタジオ6(Ulead VideoStudio6)」を4月5日に発売する。製品版は1万4800円、乗り換え/アップグレード版は9800円、アカデミック版は7800円。

 ユーリードが日本に進出したのは1997年。01年12月期の売上高は10億円を突破し、「3年間で8倍強」(下村社長)の好調な伸びを示している。とくに昨年は、「パッケージ販売では、日本の売り上げが米国を抜いた」記念すべき年になった。日本では、画像処理系ソフトの販売に力を注いでいる。今回の「VideoStudio」は主力製品の1つとして、これまでに15万余りの登録ユーザーを抱えるビデオ編集ツールの定番ソフトとなっている。

 競合製品としてはアドビの「Adobe Pre miere」、ジャストシステムの「MegaVi DigitalVideo」、ソースネクストの「ガンガンDV」などがあるが、BCNランキングでは「VideoStudio」は01年のトップシェアとなる37%を占めた。

 CD-R/RWの本体内蔵があたりまえになったほか、記録型DVDの普及、ビデオキャプチャ機能の本体内蔵の進展などにより、ビデオ編集ソフトをはじめとする画像関連分野は今後大きな成長が期待されている。

「裾野の広がりでビデオ編集ソフトの用途・目的は多様化しており、今回のバージョンアップではそうしたニーズに応えた。とくに機能アップを図りながら使い易さ向上に全力を注いだ」(下村社長)という。

 具体的には、①インターフェイスを一新、直感的に操作できる、②ダイレクトキャプチャー機能により、作業時間を大幅に節約、③縦書きが可能なテキストアニメーション機能――などの機能向上を図った。
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