店頭流通
アクトクリエイション 大手家電量販店のポイント、価格の次は“店員の質”
2002/01/14 16:51
週刊BCN 2002年01月14日vol.924掲載
今回の調査は、大手家電量販店間の販売競争が激化するなか、店頭での商品選択の際に、価格以外に店頭で気になる点を調査した。
「Libra」の“投票型アンケート機能”を利用して、2001年12月上旬から12月中旬まで行った。
調査の結果、「店頭の品揃え」(30%)が最も多く、続いて「とくに製品比較情報」(26%)、「店員の商品知識全般」(24%)、「適切な商品の推奨」(14%)、「相談したい店員の数」(4%)、「とくに旧製品のカタログ在庫」(2%)の順番となった。
このなかでも、「店員の商品知識全般」と「適切な商品の推奨」を合わせると38%となり、「店頭の品揃え」の30%を上回った。さらに「相談したい店員の数」を一番にあげる人が4%と少ないことから、商品数や店員数以上に店員の質を気にしているリブラユーザーが多いことがわかった。
また、「製品比較情報」という回答も予想以上に多く、同一ブランドの旧製品や競合他社製品と比べてどこが違うのかなどの情報も注目されていることがわかる。
結論として、商品選択にこだわりをもつ購入予定者は、大手家電量販店に対し、“店頭における品揃え”もさることながら、“店員のより一層の商品知識アップ”といった質や“店頭における製品比較情報の充実”を望む傾向が強いといえる。
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