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アップルコンピュータ iMacの新製品を発表

2001/02/26 18:45

 「マッキントッシュは、デジタルハブに進化する」──米アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズCEOは、2月22日から千葉県・幕張の幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開催されたMacworld Conference & Expo/Tokyo 2001の基調講演に登場、同社の事業戦略などを明らかにした。

スティーブ・ジョブズ氏講演

 ジョブズCEOは、「パソコン産業は、生産性向上の時代から、インターネットの時代へと変化してきたが、2001年からはデジタルライフの時代に入る」と定義、「デジタルビデオ、携帯電話、PDAなどのさまざまなデジタル機器をつないだ利用が広がってくる。その中核に位置するのがデジタルハブとなるマックだ」とした。

 講演内容は、基本的には、今年1月にサンフランシスコで行われたマックワールドでの講演内容を踏襲したものだが、講演の後半に、iMacの新製品を発表し、6500人の聴講者を湧かせた。

 新iMacは3機種が用意され、G3の400MHz、500MHz、600MHzをそれぞれ搭載、上位2機種には、CD-RWドライブの搭載とともに、花柄の「Flower Power」、青い水玉模様の「Blue Dalmation」の2色が追加された。価格は、10万8000円、13万8000円、15万8000円。

 さらに、グラフィックスプロセッサとして、nVIDIAのGeFORCE3を公開、PowerMac G4にBTOで搭載可能とした。
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