今日のひとことWeb版

グレードを報酬に反映

2025/04/24 10:00





 データ入力を手がける会社で構成する日本データ・エンジニアリング協会は、信頼性や正確性を基にデータ入力にグレードを設けています。マイナンバーや医療データといった「入力ミスが許されない」分野や、間違いがあれば元データと照らし合わせて「間違いを検証できればよい」分野などの需要に合わせるためです。

 グレードの高い順から「第三者による認証を付与した高信頼データ」「高精度データ」「検証可能なデータ」の3段階を設定。それぞれのグレードで要求される技能を定義するとともに、技能者に支払う報酬の目安を公表しました。

 認証付きのデータでは認証にかかる工数がその分増え、高精度データでは実に99.997%以上の精度を実現する技能が求められることになります。これらの価値を価格に反映し、データ入力業界の人材育成、ならびにユーザー企業や社会の要請に応えていきたいとしています。(安藤章司)

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日本データ・エンジニアリング協会、データ入力のモデル料金表を公表 精度や工程数、人材スキルを初めて反映
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