今日のひとことWeb版
国内市場に適した取り組みを徹底
2025/04/18 10:00

SaaSの利用拡大などにより、従業員一人一人に与えられるアイデンティティーの数は増加しています。一方で、セキュリティー対策ができていないケースも少なくないため、最近は、アイデンティティーを起因としたインシデントが目立つようになっています。
アイデンティティーセキュリティーの強化の重要性が高まる中、市場での存在感を高めているのが米Okta(オクタ)です。日本を含めたグローバルで、同社製品を利用する企業が増加しています。日本法人Okta Japanに取材し、最新の製品動向や販売戦略などを聞きました。
取材で印象的だったのが、2020年に日本法人を設立して以来、国内市場に適した取り組みや組織づくりを徹底してきた点です。例えば、他社製品と連携するテンプレート「Okta Integration Network」では、国内のベンダーとの協業を強化することで、多くの国産SaaSとの連携が可能になっています。
アイデンティティーセキュリティー製品への需要はさらに高まるとみられ、同社がどういった戦略を推進していくか、今後も注目したいです。(岩田晃久)
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成長を続ける「Okta」 アイデンティティーセキュリティー強化を支援
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