東京ディズニーランドの進化

　東京ディズニーランドは、言わずと知れた人気テーマパークで、2023年4月15日には開園から40周年を迎えた。

　ディズニーランドには、エントランスを抜けた場所にある「ワールドバザール」や「ファンタジーランド」などをはじめ計七つのテーマランドがあるが、現在、「科学とテクノロジーが調和する明日の世界」に位置づけられる「トゥモローランド」において、屋内型ジェットコースターアトラクションの「スペース・マウンテン」の建て直しを中心として、周辺環境を一新する計画が進められている。これまでのスペース・マウンテンがなくなってしまうのは寂しいが、新たにどのような“明日”が表現されるのか楽しみだ。

　ウォルト・ディズニーは「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」との言葉を残しているという。東京ディズニーランドも例外ではなく、この先もアトラクションやショー・パレード、グルメなど、さまざまな面で変化が訪れるだろう。

　33年には開園50周年を迎える。時代を超えて愛される東京ディズニーランドはどんな姿を見せてくれるのか、今後の進化から目が離せない。（留）
 

由来
1983年4月15日、千葉県浦安市舞浜に東京ディズニーランドがオープンした。オープン当時は、米国外では初のディズニーテーマパークとなっている。