今日は何の日

<今日は何の日>4月10日「駅弁の日」

2025/04/07 09:00

週刊BCN 2025年04月07日vol.2054掲載

電車移動のお供

 電車で長距離を移動する際の代表的なお供が駅弁だ。大きな駅の売り場には、さまざまな駅弁が並んでおり、選ぶのが楽しみという人も多いのではないだろうか。

 駅弁の起源は諸説あるとされているが、1885年7月16日に栃木県宇都宮駅で、おにぎりとたくあんを竹の皮で包んだものを販売したのが有力だとされる。この日付を由来に駅弁の日と別に「駅弁記念日」が制定されている。なお、現在のように折り詰めに入った駅弁の最初は、86年の名古屋駅、90年の姫路駅の二つの説に分かれているという。

 駅以外にも、百貨店の催事やインターネット通販など、駅弁の販路は多様な場所に広がっている。時間がないなどを理由に旅行にいくことができない人が少なくない中で、手軽に人気の駅弁を食べられる機会を得られるのはうれしい限りだ。

 私は帰省の際に新幹線を利用するため、そのタイミングで駅弁を購入している。数ある駅弁の中から、何を買おうか悩むが、食事ではあまり冒険をしない性格のため、定番の弁当を買うことが多い。次に駅弁を購入するときは、食べたことがない駅弁にしてみようかと考えている。
(帆)
 


由来
日本鉄道構内営業中央会が1993年に制定。4月が行楽シーズンで駅弁の需要拡大が見込まれることと、弁当の「とう」から4月10日に。
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