新幹線の車内チャイム

　出張で新幹線を利用する機会は多い。私にとっては便利な移動手段の一つだが、鉄道が大好きな小学生の息子にとっては、出張で母が新幹線に乗るのがうらやましいらしい。以前、名古屋に出張したのは2023年7月で、東海道新幹線の車内チャイムの曲が「AMBITIOUS JAPAN！」から「会いにいこう」に切り替わるタイミング。息子から「両方の車内チャイムを録音してほしい」と頼まれて、車窓の動画を撮影して音を収録したのだった。ちなみに、JR西日本が保有する車両の車内チャイムは、「いい日旅立ち」。先日、家族旅行で広島から東京まで新幹線に乗った際、息子はこのチャイムを堪能していた。

　日本の経済を回す大動脈として、多くの人を乗せ数分おきに運行している東海道・山陽新幹線。新大阪駅を境に東側の東京～新大阪間が東海道新幹線、西側の新大阪～博多駅間が山陽新幹線だ。乗るたびに、この頻度で定時運行のオペレーションができる日本はすごい国だなと思う。

　前述のチャイムの違いは、JR東海とJR西日本のどちらの車両かによるものということは息子に教えてもらうまで知らなかった。次の乗車の際はその違いも気にしてみようか。鉄道好きには萌えるポイントらしい。（緑）
 

由来
1975年3月10日、山陽新幹線の岡山～博多間が延伸開業し、山陽新幹線が全線開業した。これに伴い、東京～博多間の新幹線が全線開通した。