セキュリティーと一口に言っても、エンドポイントやネットワーク、認証などさまざまなカテゴリーが存在します。その中で、市場が拡大しているのがOT（オペレーショナルテクノロジー）セキュリティーの分野です。

　最近は、OT環境を狙うサイバー攻撃が増加しており、セキュリティー対策強化が叫ばれています。ただ、古いOSを搭載している機器には、ITのように最新のセキュリティー製品を適用できないなど、OT特有の課題があります。

　台湾のTXOne Networks（ティーエックスワンネットワークス）は、OT環境を熟知して開発した製品を提供することで、国内でも顧客獲得を進めています。日本法人の近藤禎夫社長に、製品の強みや販売戦略などを取材しました。国内には、製造業を中心に数多くのOT環境が存在するため、OTセキュリティーはパートナーにとってもビジネスチャンスが大きい市場だと思いました。（岩田晃久）

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事業が止まらない世界を目指す TXOne Networks Japan 代表執行役員社長 近藤禎夫