今日のひとことWeb版
生成AIの課題を取り除く
2025/03/06 10:00

業務で生成AIを使う際によく指摘される課題として、「回答精度の低さ」と「反社会的な表現」の二つがあります。前者は業務に関するデータの学習不足に起因し、後者は表現を制限するフィルター機能の欠落が原因です。
NTTコミュニケーションズは、学習先となるPDFや図解入りの説明書などを生成AIが読み取りやすいよう整理したり、反社会的な質問や回答を遮断するソフトウェア部品を独自に開発しました。
学習先のドキュメントを濾過してAIが学習しやすいようにする「rokadoc」、茶こしのように不適切な文言を取り除く「chakoshi」と、ユニークな名前が印象的。社内のSI案件に使うだけでなく、外部への提供も検討するそうです。(安藤章司)
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NTTコミュニケーションズ、生成AIの回答精度、安全性を向上 二つの要素技術を発表
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