今日は何の日
<今日は何の日>2月16日「似合う色の日」
2025/02/10 09:00
週刊BCN 2025年02月10日vol.2047掲載
「似合う色」と言われても
ここ数年で「パーソナルカラー」という概念が浸透しつつある。その人の肌や瞳、唇などの色に調和する色、いわば「似合う色」のグループを指す。診断には「カラードレープ」と呼ばれる布が用いられる。色ごとに1枚ずつあり、専門家がこの布を顔周りに当てることで分析、判断する。人によっては100枚以上の布を使い分けるという。インターネット上には自分で判断する方法も載っているが、自己判断では必ずしも正しい結果が出るとは限らないようだ。パーソナルカラーには大きく分けて、「春」「夏」「秋」「冬」の四つのグループが存在する。例えば、春に分類された人は、明るく華やかな色、冬であればクリアではっきりとした色が似合うという具合だ。
四つに分ける方法以外にも、四つのタイプをそれぞれ三つに分ける12タイプの分類方法も存在する。自分にぴったりの色がより細かく把握できるそうだ。
当然、パーソナルカラーがわかったからといって、その色以外の服を着てはいけないということではない。パーソナルカラーはあくまで、自分に似合う新たな可能性を探す手段の一つだ。私はまだ診断したことがないが、いつか受けてみたい。もちろん、適した色がわかったとしても、自分の好きな色は貫き通したい。(留)

由来
日付は「似(2)合う色(16)」と読む語呂合わせから。似合う色を身に着けることで「心豊かに人生を満喫できるように」との願いが込められており、2018年に日本パーソナルファッションカラーリスト協会(JPFCA)が制定した。
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