今日は何の日
<今日は何の日>1月23日「電子メールの日」
2025/01/13 09:00
週刊BCN 2025年01月13日vol.2044掲載
ビジネスでは欠かせない
近年は、さまざまなコミュニケーションツールが誕生しており、プライベートではメールでやりとりする機会は減少している。メールアドレスをWebサービスのアカウント作成、メルマガの受信といった一部の用途だけで活用しているという人は少なくないだろう。一方でビジネスにおいては、外部とのやりとりはメールを利用する機会が大半であるなど欠かせないツールである。現在利用している「@」付きのメールが誕生したのは1971年とされており、SNDMSGというプログラムを用いて送信されたという。その後、インターネットの普及により、メール技術が進化したことで、多くの人が利用できるようになった。一時期は、メールを頻繁に送り合いコミュニケーションを深める「メル友」がはやった。懐かしい思い出となっている。
メールは便利だが、セキュリティー被害が多い面がある。ランサムウェア攻撃が登場した当初は、メールが感染経路となるケースが大半だった。このほかにも、メールの誤送信など人的ミスによる情報流出も後を絶たない。最近は生成AIにより、フィッシングメールが巧妙化しているため、メールを利用する際には高いセキュリティー意識が必要と言える。(帆)
由来
1994年に電子メッセージング協議会(現Eジャパン協議会)が制定。日付はメールを「いいふみ(いい文・E文)」として、いい(1)ふみ(23)と読む語呂合わせから。
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