IT業界を取材していると、東京を中心とした首都圏にある企業が中心になります。ただ、全国には各地域を支えるIT企業が多くあり、週刊BCNは地方の取材にも力を入れています。

　有力な地元のベンダーは「ローカルキング」を呼ばれることもあり、地域ならではの課題を解決する独自のソフトウェアを開発するなどの強みを持っています。そのうちの1社であるキッセイコムテック（長野県松本市）の城取学社長に話を聞きました。

　医療系ソフトウェアで存在感を放つ同社の事業でユニークだと感じたのが、国際会議やイベントなどのため、数日から1週間程度、会場にネットワークを構築したいというニーズに対応するITリソースサービスです。アフターコロナで需要が高まっているといい、同社の強みの一つになっているそうです。（堀 茜）

【記事はこちら】
キッセイコムテック、医療系独自ソフトウェアで存在感