今日は何の日
<今日は何の日>10月17日「カラオケ文化の日」
2024/10/14 09:00
週刊BCN 2024年10月14日vol.2033掲載
音が出る活動の拠点として重宝
全国どこにでもあるカラオケ店は、歌うのが好きな仲間と一緒に出かけるには絶好のお店である。今どきの流行歌や懐メロを歌うのは、楽しいし、よい気分転換になる。店によってはアコースティックギターやウクレレなどの楽器を持ち込んで練習でき、習い事のオンライン教室の場所としても活用されている。コロナ禍期間は自宅に書斎がないなどの事情でカラオケ店でリモートワークをする姿も見られた。ネットカフェを使う手もあるが、オンライン会議をする場合は声が出るため、静かさが求められるネットカフェにはなじまない。この点、カラオケ店は完全防音ではないものの、本来用途のカラオケ程度の音であればおおむね許される範囲。ほかにもゲーム機の持ち込みや昼寝、ダンス、オフ会、SNS動画撮影といったさまざまな用途で重宝されている。
日本の狭い住宅事情を考えると、音を発する活動は何かとはばかられる。カラオケ店であれば、冷暖房完備で営業時間も比較的長く、音の許容範囲も広い。静かな場所で集中したいときはネットカフェ、音が出るようであればカラオケ店と使い分けて活用している人も少なくなさそうだ。(寶)
由来
日本記念日協会によれば、カラオケを通じた文化活動の支援や文化交流を行う日。カラオケ機器の業界団体「全国カラオケ事業者協会(JKA)」の設立日の1994年10月17日にちなんで制定した。
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