オンプレミスは維持管理が手間だけれどもデータが外部に出ない、クラウドは利便性は高いもののデータが外部に出てしまう―。それぞれ特徴がある両者を用途に応じて使い分けられる仕組みをアドバンスト・メディアが開発しました。

　同社は、議事録などの文字起こしに使うソフトを開発しており、これまではオンプレミス環境で使うスタンドアローン版とクラウド版をそれぞれ製品化していましたが、この9月から両製品を同一プラットフォーム上で使うことが可能な「VoXT One」サービスを始めました。

　秘匿性の高い会議はオンプレミス環境で文字起こしを行い、そうでない場合はいつでもどこでも手軽に使えるクラウド環境を使いたいというユーザー需要を取り込むのが狙い。今後は議事録に関連する業務アプリも同プラットフォーム上で利用できるよう準備を進めていくそうです。（安藤章司）

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アドバンスト・メディア、議事録プラットフォーム「VoXT One」を提供 用途に応じてアプリの使い分けが可能