顧客管理「Zoho CRM」などを開発するインドZoho（ゾーホー）は、本国インドでの売り上げが年率50％増で推移しているそうです。それでも「インド市場全体から見ればまだ表面をかすめているに過ぎない」と、ラジュ・ヴェジスナ北南米責任者チーフエバンジェリストは見ています。

　インドは毎年およそ2500万人ずつ人口が増えており、人口ベースで見ればオーストラリアの全人口に匹敵する市場が毎年生まれている「人口ボーナス」のフェーズにあるとのこと。日本の2023年の出生数は72万人でしたので、まさに桁違いの規模です。

　見方を変えれば、毎年2500万人分の雇用創出とそれを支える産業育成が見込まれ、経済発展が加速することへの期待が高まっています。それに伴って「CRMをはじめとするさまざまな業務アプリの需要も拡大している」とヴェジスナ・チーフエバンジェリストは話しています。（安藤章司）

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インドZoho、CRMを社内の情報共有基盤に 営業部門以外には割安な価格設定も予定