ロシアKaspersky（カスペルスキー）のユージン・カスペルスキー・CEOが週刊BCNの取材に応じ、サイバー攻撃の傾向や製品戦略などを説明しました。

　近年は、ロシアのウクライナ侵攻により、同社にとっては厳しい事業環境が続いていましたが、カスペルスキーCEOは「今後のビジネスは上向いていく」と手応えを語りました。国内では、2月に法人設立20周年の節目を迎えました。今後は、今月から提供を開始した新製品「Kaspersky Next」を軸に顧客獲得を進め、国内市場での存在感を示していく考えです。

　カスペルスキーCEOへの取材は初めてで、柔らかい口調で丁寧に質問に答えてくれる姿が印象的でした。そして、自社の開発力や技術力、製品に対して自信を持っていることが強く伝わってきました。なかなかお会いするのは難しいですが、機会があればまたお話を伺いたいと思いました。（岩田晃久）

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露Kaspersky、ユージン・カスペルスキー・CEOがサイバー攻撃の傾向や製品戦略などを説明