Learning Management System（学習管理システム、LMS）を含むeラーニングの市場が堅調に推移しています。矢野経済研究所によると、20年度に862億5000万円だった市場規模は、24年度は1173億5000万円に達するとされています。

　すでに多くの製品がある中、LMSを提供する富士通ラーニングメディア、インソース、カオナビは、パートナーを重視した販売戦略を展開。特色を生かして導入企業の拡大を図っています。

　eラーニングに関しては、コロナ禍で生じた特需は完全に落ち着いたとみられていますが、企業のDX推進やリスキリングへの対応として需要は継続する見通し。パートナーにとっては商機の拡大が見込めそうです。（大畑直悠）

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注目度高まる「LMS」市場 導入拡大に向けパートナーが重要に