今日は何の日
<今日は何の日>7月7日『乾麺の日(乾麺デー)・そうめんの日』
2024/07/01 09:00
週刊BCN 2024年07月01日vol.2020掲載
夏の食事の定番
そうめんを食べる機会が増えると、本格的な夏の訪れを感じる。厳しい暑さで食欲が減るため、あっさりと食べられるそうめんはありがたい存在だ。そうめんの起源は、古代中国大陸から伝わった「索餅」という小麦粉と米粉を練り合わせた菓子という説が有力で、麺として食されるようになったのは、室町時代からだとされる。
スーパーに行くと、そうめんの隣に冷や麦が並んでいる。もともと、冷や麦はうどんと同じように生地を包丁で切って細打ちにしたもので、そうめんは植物油で伸ばして日光で乾かして仕上げたものとされていた。その後、機械製麺が普及したことで製法が同じになり、結果、基準があいまいになったため、現在は、JIS規格により、直径1.3ミリ未満の太さはそうめん、1.3ミリから1.7ミリの場合は冷や麦とされている。
そうめんは、しょうゆベースの麺つゆで食べることが多いが、食べる機会が増えると飽きがきてしまうのが悩みだった。最近は、塩ベースをはじめ麺つゆのバリエーションが増えたことや、ネット上にはさまざまなアレンジレシピが掲載されているため、飽きずにそうめんを食べられるようになった。今年もそうめんを相棒に暑い夏を乗り切りたい。(帆)
由来
1982年に全国乾麺協同組合連合会が制定。平安時代、七夕の日に貴族も庶民も天の川にみたてて麺類を食べる風習があったことが由来。
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