今日のひとことWeb版
GPUサーバー対応DCに需要増
2024/05/20 10:00
NECが神奈川県と兵庫県のデータセンター(DC)に新棟を開設し、報道委関係者に公開しました。神奈川県の新棟を見学し印象に残ったのは、徹底的に環境性能を高めた施設だという点です。
新棟では、高集積・高負荷なGPUサーバーに対応するエリアが設けられました。GPUサーバーは、消費電力と排熱がともに大きくなります。最新の冷却装置や100%再生可能エネルギーでの稼働、顧客に対して非化石証書の発行など、利用に際して環境面でも優位性があることを訴求しています。
生成AIを活用したい企業からGPUサーバー対応エリアへの引き合いは強いとのことで、同社は、引き続き顧客のニーズに対応できる設備投資を行っていく考えです。新しいテクノロジーを支えるインフラとして、環境に配慮したDCの役割はますます大きくなりそうです。(堀 茜)
【記事はこちら】
NECが神奈川と兵庫にDCの新棟を開設 消費電力を抑えGPUサーバーにも対応
- 1