今日は何の日
<今日は何の日>4月28日『庭の日』
2024/04/22 09:00
週刊BCN 2024年04月22日vol.2011掲載
小さくても癒やしの空間
毎日仕事でPCに向かっていると、目が疲れてくる。そんな時は、庭に出て草木の緑色で目を休めたいと思うものの、地価が高い東京での暮らしで庭がある家に住むというのは、なかなかハードルが高い。庭の日を制定している日本造園組合連合会は、本格的な庭や緑地はもちろんのこと、草花のプランターやベランダの片隅の鉢植えなど、ほんの小さなスペースの緑でも庭と考えているという。
それなら、わが家にも「庭」はある。ベランダのプランターで好きなハーブ数種類の寄せ植えをつくり、ミニトマトの苗を買ってきて鉢植えで育て始めることが、毎年春の恒例行事。夏に向けて欠かせないのは大葉だ。そうめんに大活躍の大葉もスーパーで買えばそれなりのお値段。物価高の家計を防衛するには、ベランダでの育成が必須である。
庭がテーマなのに、いつの間にか食べ物の話になってしまった。わが家の「庭」に採用されるのは、収穫の喜びをもたらしてくれる植物限定なのである。
それでも、土をいじり、植物に水をやり、鮮やかなグリーンを眺めるのは、何とも言えない癒やしになる。広い庭はないけれど、植物たちが生き生きと成長する姿は、生活に潤いを与えてくれている。(緑)
由来
日本造園組合連合会が、暮らしに安らぎと潤いを与えてくれる庭の素晴らしさを、多くの人に見つめ直してもらうきっかけにしようと制定。日付は「良(4)い庭(28)」の語呂合わせ。
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