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日米の日立ヴァンタラを軸に海外ITに挑む

2024/04/18 10:00





 日立製作所は海外ITサービス事業の売り上げ規模を足元の約7500億円から将来的に1兆円へ伸ばす目標を掲げていますが、その成長エンジンを担うのが米国法人のHitachi Vantara(米Vantara)を中心とした4社です。

 米Vantaraはストレージに強みを持ち、世界100カ国余りの有力顧客に製品を納入してきた実績を持ちます。同じく米国法人のGlobalLogic(グローバルロジック)はITコンサルティングやデジタル変革に強みを持ち、米Hitachi Digital Services(日立デジタルサービス)がシステム運用を受け持つ布陣です。

 4社目は日本側カウンターパート役で横浜市戸塚区に本社を構える日立ヴァンタラです。今年4月1日に営業をスタートしました。日米の日立ヴァンタラでユーザー企業のデータの蓄積や活用を主導しつつ、ITソリューションの2社と密に連携して海外ITビジネスを推進しています。(安藤章司)

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ストレージ軸に日米一体経営でビジネスを伸ばす 日立ヴァンタラ 取締役社長 島田朗伸
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