米Intel（インテル）は、半導体業界のリーダー企業です。世界中の人が同社のCPUが組み込まれたPCを利用しており、私が原稿の執筆のために使っている社用PCにも入っています。

　CPU市場で圧倒的なシェアを獲得している同社が次に挑むのは「AIの民主化」です。その戦略の一つとなるのが、AI処理をクラウド側ではなくクライアント端末側で実行する「AI PC」。今月18日には、AI PCを実現するための半導体「Core Ultraプロセッサー」が日本で正式に発表されました。

　同社は現在、AI PCの普及に向けて多くのデベロッパーとAI PC向けアプリケーションの開発に取り組んでいるそうで、日本法人の鈴木国正社長は「インテルが持つ文化や経験値が生きる部分になる」と意気込んでいます。AI PCによって、そう遠くないうちに誰もが自由にAIを利用できるようになるかもしれません。（大向琴音）

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半導体業界でリーダーシップを発揮し続ける