皆さんは契約書を読むのは得意ですか。私には少し苦手意識があります。個人で行う契約でも、契約書の内容を隅から隅まできちんと把握するには時間がかかると感じるからです。ましてや、企業同士の取引に関わる契約はもっと複雑で、契約書のチェックにはさらに手間がかかるでしょうし、伴う責任の大きさも段違いになります。

　freeeは11月8日、AIが契約書のレビューをサポートするサービス「freeeサイン｜契約チェック」を発表しました。契約書をアップロードすると、弁護士が監修したAIが契約上のリスクを検知し、修正案の作成をサポートしてくれます。

　同社の調べによると、小規模事業者では、法律知識のない人が契約書のチェック業務をしている現状が多く見られたそうです。AIのサポートによって、専任の法務担当者でなくても効率的に契約書がチェックできるようになるのは魅力的でしょう。従業員が本来やるべき仕事に力を割けるようになることを願っています。（大向琴音）

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freee、AIが契約書のレビューをサポートする「freeeサイン｜契約チェック」を発売 小規模事業者を支援