今日は何の日
<今日は何の日>11月18日『雪見だいふくの日』
2023/11/13 09:00
週刊BCN 2023年11月13日vol.1992掲載
餅と「Mochi」の違い
雪見だいふくは、1981年に発売されて以降、40年以上のロングセラーを誇る冷菓だ。生地のもちもちとした食感と、中に入った冷たいアイスの相性がよく、定番のバニラ味のほかに、チョコレート味や期間限定の味が用意されているのも楽しい。かつては秋冬限定で販売されていた商品だそうで、これからの季節にもぴったりだ。実は最近、海外では「Mochi」と呼ばれるスイーツが流行している。これは、求肥の中にアイスを入れた雪見だいふくのようなスイーツのことで、かわいらしい見た目ともちもちの食感が人気だという。つまり、海外で言うMochiは日本人が思い浮かべる餅のことではなく、求肥のことを指している。
餅と求肥では作り方が大きく異なる。蒸した餅米をついて作る餅に対し、求肥は餅粉に水あめや砂糖を混ぜて練って作る。水あめや砂糖のおかげで保湿力が高まり、時間が経過しても伸びがよく、やわらかいまま食べることができる。この性質を利用し、練り切りのつなぎにするなど、さまざまな和菓子に使われている。ちなみに、名前の由来は「牛皮」で、なめした牛の皮に見た目が似ていたのが理由だそうだ。
(留)
由来
アイスクリームや菓子の製造・販売を手掛けるロッテが、「雪見だいふく」をPRする目的で制定。日付は11月が語呂合わせで「いい」と読むことができ、「雪見だいふく」の中に入っている付属のスティックと二つの雪見だいふくが「18」に見えることから。
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