サイバー攻撃の増加・巧妙化に合わせて、セキュリティ対策が進化しています。新たな製品やサービスが誕生しており、WAAP（Web Application and API Protection）もその一つとなります。

　WAAPは、WAF（Web Application Firewall）とDDoS防御、ボット管理、API保護の機能を搭載したセキュリティソリューションです。現在、Webアプリケーションのセキュリティ対策では、WAFの利用が多い状況です。しかし、増加しているアプリケーション層を狙ったDDoS攻撃や、Web APIの脆弱性を突く攻撃などには、WAFだけでは対処できないこともあります。そういった攻撃に対して、WAAPが有効だとされています。

　アズジェントと日本ラドウェアは、共同セミナーを開催し、WAAPを活用したセキュリティ対策を紹介しました。新しいセキュリティ製品の場合、ユーザーとパートナーの理解なしでは導入が進まない傾向があります。両社が今後、どういった施策で販売していくのか注目したいと思います。（岩田晃久）

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アズジェントと日本ラドウェア、WAAPを用いたセキュリティ対策を解説 AIにより高い防御力を実現