中国Lenovo（レノボ）グループの製品の国内事業のうち、サーバーなどITインフラ製品を販売するレノボ・エンタープライズ・ソリューションズの社長インタビュー取材に行く日、小学生の子どもに「今日はレノボの社長のお話を聞きに行くんだよ」と話したところ「学校のタブレット、レノボだよ」との返事が。普段使っている端末として、身近な存在だったようです。

　レノボといえばPCをイメージする人は多いのではないでしょうか。しかし、グローバルではサーバーなどの売上高が全体の4割を占めており、事業の中核を成しているそうです。新たに同社の社長に就任した多田直哉氏へのインタビューで、私も初めて知りました。

　多田氏は「国内サーバー市場で伸ばせる領域はある」として、グローバルと同程度のシェアを日本でも取っていきたいと意気込みを語りました。パートナー向けに新しい支援策を用意するなど、本気度がうかがえます。ITインフラ分野でも存在感を高められるか、注目していきたいです。（堀 茜）

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価値を伝え、グローバルのシェアを日本にもたらす　レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 代表取締役社長　多田直哉