フリーランス（個人事業主）の課題の一つに営業リソースが自分しかないことが挙げられます。例えば、ファッション業界出身のデザイナーが自身の人脈を頼って仕事を得ようとすると、どうしても古巣のファッション業界に偏ってしまう傾向があるそうです。

　スタートアップ企業のソレクティブは、フリーランスと企業の橋渡し役を担い、特定の技能や能力を必要としている多様な業界の企業とフリーランスのマッチングを支援しています。

　IT業界でもフリーランスの技術者が数多く活躍していますが、同じように人脈営業の制約が予想されます。さまざまな業種でITが必要とされていることから、ソレクティブのようなサービスが充実し、フリーランスの活躍の場所がより増えることを期待しています。（安藤章司）

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