米OpenAIの対話型AIサービス「ChatGPT」が登場したことで、大規模言語モデル（LLM）を用いた生成AIへの注目が急速に高まっています。取材先でも「自社でも生成AIを使い始めた」という話や、「提供するソリューションと連携させた」という話を頻繁に聞くようになりました。

　LLMに関しては、OpenAIだけでなく、Google（グーグル）やMeta（メタ）など米国のビッグテックも開発を進めています。一方で、国内でも独自の取り組みを進めるプレイヤーが存在し、ビジネスでの活用を前提にしたLLMを開発しています。

　独自のLLM「LHTM-2」を提供するオルツと、日本語に特化した自然言語処理エンジン「ELYZA Brain」を提供するELYZAは、顧客ごとに最適なかたちに生成AIをカスタマイズすることで、国内企業の課題解決に取り組んでいます。（大畑直悠）

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国内企業の課題を生成AIで解決する 日本発大規模言語モデル