少しでも省エネしようと、使わない部屋の電気はこまめに消すように心がけています。しかし、いくら注意しても家族がつけっぱなしにすることが多く、イライラする私。無駄にした電気でどれくらい温室効果ガスが排出されてしまうか可視化できれば、家族も少しは耳を傾けてくれるのかも…などと思ってしまいます。

　若手経営者にフォーカスする企画「Era」で、温室効果ガス排出量の可視化プラットフォームを開発、提供しているゼロボードの渡慶次道隆代表取締役を取材しました。同社は排出量の可視化を入口に、脱酸素社会の実現を目指しています。

　きちんと脱酸素に取り組んだ企業が正しく評価されてほしいと、脱炭素の正しい物差しを作りたいと話す渡慶次代表取締役。排出量が多い製造業をメインターゲットに、グローバルで進む脱炭素をの取り組みを日本から主導していきたいと、熱い思いを語ってくれました。（堀 茜）

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脱炭素のフェアな物差しを作る