アプリケーション配信コントローラー（ADC）やセキュリティ製品を手掛ける米A10 Networks（A10ネットワークス）の国内ビジネスが好調です。2022年度のグローバル売上高は前年度比12.1％増の2億8033万ドルで過去最高を更新、そのうち約3割を日本法人が占めているそうです。

　日本法人の川口亨社長は、近年、エンタープライズや官公庁での利用が進んでいることや、パートナー戦略を強化し地場のSIer経由での販売が拡大していることを成長の要因として挙げました。

　米本社のドゥルパド・トリベディ社長兼CEOと川口社長に直近のビジネス状況や戦略について聞きました。今後は、米Fastly（ファストリー）との協業により開発したセキュリティ製品「A10 Next-Gen WAF  Powered by Fastly」を国内でも提供予定です。好調なビジネスのさらなる成長を期待します。（岩田晃久）

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米A10 Networks、日本法人がグローバル売上高の3割を占有 トリベディ社長「積極的な投資を続ける」