インターネット上の膨大なデータを学習し、画像や文章などを作る生成AIが、企業の業務を効率化する上で注目を集めています。

　日立製作所は、生成AIの安全で効果的な活用の推進を目的とした専門家組織「Generative AIセンター」の設立を発表しました。同センターにAI研究者以外にも法務、品質保証、知的財産といった業務のスペシャリストを集め、リスクマネジメントしながら活用する方法を探るそうです。

　今後の取り組みとしては、同センターを中心に日立グループ内で生成AIを活用し、ユースケースの創出を図ります。蓄積したノウハウを基に、6月から社外向けのコンサルティングサービスの提供も予定しています。多様なビジネスを展開する日立グループ内で、生成AIがどのような効果を発揮するか楽しみです。（大畑直悠）

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日立製作所が生成AIの専門家組織を設立 6月から社外向けにコンサルサービスを提供