国内で利用企業が最も多い次世代ファイアウォールがフォーティネットジャパンが提供する「FortiGate」です。特にSMB（中堅中小企業）では圧倒的なシェアを誇ります。現在、同社ではFortiGateのほかにもさまざまな製品を展開し、多岐にわたるセキュリティニーズに応えています。

　2022年7月、同社の社長に田井祥雅氏が就任しました。前任の久保田則夫氏は10年以上、社長を務め、同社をセキュリティ市場においてトップ集団の一角の地位を確立するまでに成長させました。その久保田前社長からバトンを受け取った田井社長には高い期待が寄せられています。

　田井社長は、SMB領域での強みを生かすのと同時に、エンタープライズの開拓やOTセキュリティの推進などを目標に掲げ、さらなる成長を目指しています。今後の戦略や国内のセキュリティ環境などについて、田井社長に話を聞きました。（岩田晃久）

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サイバー攻撃に強い社会の実現を目指す フォーティネットジャパン社長執行役員 田井祥雅