セールスフォース・ジャパンは、本年度の注力施策の一つとして「地域パートナーへの支援強化」を挙げています。地域発の成功事例の共有やスキル向上の支援などに取り組む戦略で、同社のエコシステムのますますの拡大につながる可能性があります。

　例えば、各地域のビジネス活性化を目的に、全国各地のパートナーや顧客、地銀、自治体、大学などとともに、新しいグループ「地域エコシステム」を立ち上げる方針です。ほかには、学習プラットフォームのコンテンツの拡充なども進めています。

　同社の昨年度の商談のうち、約70％がパートナー絡み。ビジネスを成長させる上でパートナーの存在は非常に重要になっています。専務執行役員でアライアンス事業統括本部の浦野敦資・統括本部長は「パートナーとの協業を深め、お客様の変革を支援していきたい」と意気込んでいます。（大向琴音）

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セールスフォース・ジャパン 各地で「地域エコシステム」を立ち上げへ 成功例の共有などでビジネスを活性化