1杯1000円超でも人気

　有名店には長蛇の列ができるなど、ラーメンは人気だ。1杯1000円を超えるのも当たり前となっている。ラーメン店もひと昔前に比べると大幅に増え、スープや麺、具材などで個性を出し、熾烈な顧客獲得レースが展開されている。お気に入りのラーメン店がある人も多いのではないだろうか。
 

　日本でラーメンを最初に食べたのは、時代劇「水戸黄門」でお馴染みの徳川光圀だとされる。水戸市（茨城県）には「水戸藩らーめん」というご当地ラーメンがあり、徳川光圀が食べたラーメンが再現されているという。

　私の身内がコロナ禍の中、今年3月にラーメン店を開いた。心配だったため、開店直後は頻繁に連絡を取っていたが、すぐにリピーターが付き安定した売り上げを維持しているとの知らせがあったので安心した。店は東京から少し離れた距離にあるため、なかなか出向けなかったが、先日、ついにそのラーメンを食べてきた。照れくささもあり、「まあまあだね」と笑いながら話してきたが、実際は身内びいきなしに美味しかった。感染者はピーク時と比べ減ったが、コロナは完全に収束したとはいえず、飲食店には厳しい状況が続く。潰れないように頑張ってほしい。（帆）


由来
日付は、7を「レンゲ」に、11を「箸」に見立てたことと、国内でラーメンを最初に食べた人物とされる水戸藩主の徳川光圀の誕生日から。日本ラーメン協会が2017年に制定した。