リモートワークが広がったことで、企業のクラウド活用が進んでいます。IT業界では、各ベンダーがクラウドを軸にしたマーケティング活動を展開しており、旺盛な需要の継続がうかがえます。

　SMB向けの基幹業務ソフトウェア市場市場ではこれまで、それぞれのベンダーがクラウド戦略を展開していたものの、取り組みの内容は濃淡がある状況でした。

　しかし、この1年半で潮目が大きく変わり、市場全体がクラウド化に向けて動き出しています。特に新規顧客の場合、クラウドを選択するケースが増えているという話をベンダーからよく聞きます。

　弊紙創刊40周年特集では、SMB向け基幹業務ソフトベンダー7社に取材し、直近のビジネスの状況や今後の戦略などをまとめました。各ベンダーは、総じてクラウドを軸にビジネスを展開する方針を示しており、市場での競争が一層激しくなる見通しです。（齋藤秀平）

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