曲線が生み出す無重力のタイピング

　外出自粛の影響でデスクに座ってキーボードを叩く時間は増えている。同じポジションをキープするのは見た目以上に体に負荷がかかるもの。そんなに動いていないのに、なんだか体がダルいという感覚をもっている人は少なくないだろう。
 
　こうしたユーザーの悩みを受け、ロジクールが注力しているのが、体を労わることを目的とした「ERGO」シリーズだ。7月に発表した「ERGO K860 エルゴノミック スプリット キーボード」は、キーが直線ではなく“曲線”にレイアウトされているのが特徴。右手と左手の手首が三角形を作るような姿勢を促すことで、よりリラックスした姿勢でタイピングができるように設計している。

　実際に使ってみると慣れるのに少し時間はかかるものの、両手が浮遊しているような不思議な感覚で、体に無駄な力が入っていないことを実感できた。見た目の奇抜さは人を選ぶかもしれないが、使い勝手の向き不向きはあまりなさそうだ。（雀）


メーカー名　ロジクール
ジャンル　　キーボード
発売日　　　2021年8月19日
価格　　　　1万6940円