映画で有名になったアイススイーツ

　ジェラートというと、映画「ローマの休日」を思い浮かべる人もいるだろう。主演のオードリー・ヘプバーンが階段に座って食べる場面は世界中で有名になった。
 
　そもそも、ジェラートとは何なのか。大手製菓会社ロッテはHPで「イタリア語で『凍った』という意味を持つ『ジェラート』は、果物や野菜、ハーブやスパイスなどと乳製品でつくる、イタリアフィレンツェが発祥のアイススイーツ」とし、日本では「1980～90年代のイタリアンブームのころから大きく注目されるようになった」と紹介している。

　日本ジェラート協会は、米国でローマの休日が1953年8月27日に公開されたことにちなみ、この日を「ジェラートの日」に定めた。ジェラートの製法については「イタリアでは通常5％前後の乳脂肪で製造するのが一般的」とし、日本の分類では「アイスミルク」になると説明。さらに「脂肪分が少ないことからヘルシーな食品であり、原料そのものの風味を生かした物」としている。（鰹）


由来
日本ジェラート協会が制定。一般社団法人日本記念日協会によると、ジェラートの魅力を伝え、より多くの人にその美味しさを感じてもらうことが目的。