ハンモックが、7月からクラウド型データ入力サービス「WOZE（ウォーゼ）」を提供すると発表しました。AI型のOCRエンジンと、従来の非AI型のOCRの二つを使用した特許技術「WOCR」を活用することで、従来型のシングルOCRに比べ誤読が大幅に減るそうです。

　私は大学生の時（10年以上前になりますが）に、古い紙データをテキストデータ化するアルバイトをしたことがあります。当時は、「文字入力するだけの簡単なバイト」という軽い気持ちで応募しました。しかし、思っていた以上に集中力が必要だったり、長時間、座って作業することで肩や腰が痛くなったりと、大変だったことを思い出しました。

　この先、多くの仕事がAIに取って代わられると言われています。私が経験したような文字入力のアルバイトも、AIを用いたOCRにより減少することになると思われます。現状では、文字入力のアルバイトは多くありますが、何年後かには、数少ない貴重な求人案件に変わっているかもしれない……と考えると、不思議な気持ちになります。（岩田晃久）

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ハンモック、特許技術を活用したクラウド型データ入力サービス