今日のひとことWeb版

「ゼロトラスト」と「ゼロタッチ」

2020/11/18 10:00





 セキュリティのキーワードとしてトレンドとなっている「ゼロトラスト」。文字通り、「何も信用しない」ことを前提に社内外を問わず全てのアクセスに認証・認可を求めることで脅威を防御する仕組みを指し、特にリモートワークの広がりによる働く環境の多様化を受けて、最近はさらに注目が高まっています。

 そんなゼロトラストについて、認証に使われるユーザーIDとパスワードに盗難やなりすましがあると「不正アクセスが簡単にできてしまう」という課題があると、ブラックベリーの井上高範・SPARK事業本部セールスエンジニアリング部ディレクターは指摘します。

 そこで、同社ではパスワード管理が不要で、AIを活用し継続的に認証を求める「ゼロタッチ認証」を提唱。その新ソリューションとして先日、「BlackBerry Persona Desktop」を発表しました。ユーザーの行動を基にして継続的に認証を行うことで、なりすましなどの被害を防ぐことができるとしています。(前田幸慧)

【記事はこちら】
ブラックベリー エンドポイント向け新ソリューション2種類を発表 AIを活用し、PC・モバイルのセキュリティを強化
  • 1

関連記事

NTTデータ 今年度末までにゼロトラスト移行 固有の開発環境や運用面の課題が浮き彫りに

IDaaS大手のOktaが日本法人を設立 「ゼロトラスト」の重要機能を提供、国内ビジネス拡大へ

リモートワークで注目集めるゼロトラストセキュリティ セキュリティの新概念、押さえるべきポイント