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球場のデジタル化

2020/10/07 10:00





 プロ野球・埼玉西武ライオンズは、本拠地メットライフドームの改修工事を2017年12月から進めています。工事が完了する21年3月までに高速通信ネットワークを整備するとともに、合計約290台のデジタルサイネージ「Cisco Vision」を設置する計画で、デジタル技術を活用した新たな価値提供の実現を目指しています。

 それに先駆けて、9月22日から24日にかけてメットライフドームで行われた日本ハムファイターズ3連戦は「Cisco Super Series」と称して、シスコシステムズとともに、デジタルサイネージを活用し球場内外を連動させた新たな演出を試験的に実施。また、デジタルホワイトボード上でファンが選手にメッセージを送ったり、ウェブ会議システムを利用してサプライズ登場した選手と会話したりできるファン交流イベントなどを行いました。

 現地を取材して、球場のデジタル化によって、これまでにはない新しい体験ができる可能性が広がっていると感じました。改修工事が完了した来年以降、どのような取り組みが行われていくのか期待です。(前田幸慧)

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西武ライオンズとシスコシステムズ 球場内外でサイネージを活用した試合演出を試験運用 9月22日~24日の日ハム戦で
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