編集部イチオシツール
<編集部のイチオシツール>『ステルスヘルスメーター』
2019/01/02 09:00
週刊BCN 2018年12月24日vol.1757掲載
未来の体重計は床に「隠す」
大手印刷会社の凸版印刷は「印刷テクノロジーで、世界を変える」というコーポレートメッセージを掲げて、フィンテックを活用したキャッシュレス決済やデジタルサイネージなど、最新テクノロジー企業への転換を図っている。「ステルスヘルスメーター」は床材と体組成計を一体化させた“健康管理ができる床材”だ。洗面所などに立ったときに、さりげなく体重や体脂肪率などを取得できる。
データはスマートフォンなどで閲覧でき、健康管理に役立つ。バリアフリーなのでつまずく心配がないし、床材なので測定するたびに機器を取り出さなくてもいい。
同社が建装材の印刷事業を開始したのは1956年で、60年以上にわたる建材印刷のノウハウをもつ。IoT機器を組み合わせることで、居住者の見守りなどへの応用も期待されており、「トッパンIoT建材」という新規事業を展開するという。12月中旬から、不動産事業者や住宅メーカー、医療・介護業界などに向けて販売を開始した。(至)
メーカー名 凸版印刷
ジャンル ヘルスメーター
発売日 12月中旬
価格 6万円~
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