イチから中国生活

<齋藤秀平のイチから中国生活>発達した中国の修理事情

2018/05/23 09:00

週刊BCN 2018年05月14日vol.1726掲載

 中国は日本と休日が異なります。4月末から5月上旬にかけてのゴールデンウィークは中国にはありません。その代わりに、中国では4月29日~5月1日までの3日間が労働節として三連休になりました。

 三連休の初日に向かったのは、上海市の電気街がある宝山路地域。故障していた私物PCのディスプレイ修理が目的です。現地に到着すると、中古のスマートフォンやカメラを扱う店舗が軒を連ね、活気に満ちていました。

 私が訪れた店では、修理をお願いした店員が、目の前のショーケース上でいきなり修理を開始。手際よくディスプレイ部分を分解し、ものの数分で液晶パネルを交換してくれました。料金は部品代と工賃をあわせて4300円ほどでした。

 中国では、スマートフォンなどのデジタル機器を対象とした修理店がたくさんあり、たいていの破損や故障、電池の交換は修理店で対応可能です。日本よりも安価で手軽なので、慣れた人は出張に合わせて修理品を持ってきています。
 

液晶パネル交換中の私物PC
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