今日のひとことWeb版

キヤノンITS「強気の目標」の背景とは

2018/05/10 10:00



 自宅のWindows 10パソコンに「春の大型アップデート」が配信されました。新バージョンを使ってみると、細かなところまで実に数多くの改良が加えられています。Windows 10は、基本的に年2回の大型アップデートを行うとのことですが、開発規模が比較的小さいスマートフォンアプリに至っては、毎週のようにアップデートがかかっています。

 OSにしてもアプリにしても、よくも四六時中開発できるものだと頭が下がる思いですが、今の時代、これくらいしないとライバルに勝てないということなのかも知れません。企業向けのソフトでも、例外ではないようです。

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、超高速開発ツール「Web Performer(ウェブパフォーマー)」にテスト自動化機能を始めて搭載しました。これによって設計から開発、テスト、デプロイ(運用環境への展開)までのすべてを自動化、より高速化できるようになったとのこと。ソフト開発サイクルのスピードが早まっていることを追い風に、キヤノンITSでは向こう3年で、Web Performerのユーザー数の倍増を目指す、強気の目標を掲げています。(安藤章司)
  • 1

関連記事

キヤノンITSがクラウド対応を強化、超高速開発ツールにテスト自動化機能を初搭載

キヤノンITS、メール/ウェブフィルタリング製品の新バージョン

脅威情報の連携で 侵入前提の対策を実現――キヤノンITS

沖縄データセンタービジネス 通信費の低価格化で沖縄DCが急浮上

キヤノンITソリューションズ SoE領域で富士通と協業へ開発自動化ソフトとOSS DBなどを連携