イチから中国生活

<齋藤秀平のイチから中国生活>偽物とコピー品の違い

2018/05/09 09:00

週刊BCN 2018年04月30日vol.1725掲載

 華為技術(ファーウェイ)の経営戦略説明会「Huawei Global Analyst Summit 2018」を取材するため、中国・深セン市に行ってきました。

 まず訪れたのは、世界最大級といわれる華強北路一帯の電気街です。地下鉄に乗って地上に上がると、「電子市場」や「電子世界」と看板がついた建物が目に入ってきました。周囲を見回すと、スマートフォンの修理店がずらりと並んでいました。

 さっそく、街を散策してみましたが、あまりの規模の大きさに驚きました。日本の百貨店のような建物の全フロアで、ありとあらゆる電子部品やPCなどが売られており、1日ですべての店舗を回り切れないほどです。

 ただ、店頭では、挙動が不自然なスマートフォンや、仕様やロゴが正規品と異なるものもありました。店員の一人は「偽物ではない。コピー品だ」と言っていましたが、私には発言の真意がわかりませんでした。
 

華強北路の電気街
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